★:2021年度採用実績
大学の研究室にはこの会社と縁深い卒業生が居るのですが、その先輩が残していた資料でニッシン・グルメビーフを知ったことが始まりです。
大学では植物・家畜の飼育、ハム・ソーセージの加工技術、衛生環境面など、幅広く学ぶ機会があり、また家庭菜園で収穫したものが食卓に出る環境だったこともあって、食品業界を中心に就職活動をすることとしていたので、応募することは迷いませんでした。
早々に内定をもらったのですが、気になる会社があるのならばそちらの就職活動も行い、当社に来るかどうかは最後に判断してくれたのでいいよと言ってもらえたことが強く印象に残っています。
開発に携わった商品が実際の店舗で提供されると決まったときや、当社の商品が提供される店舗で食事をすることも多いのですが、私が関わった商品をお客さんが美味しいと言いながら食べている姿を見ると、頑張って良かったと実感します。
また、大手商社や大企業の方との商談においては、仕事に直結する話だけでなく、業界動向や評判話を聞く機会もありますし、経験談を聞かせてもらうことも多いので、刺激をもらえることも楽しみの一つになっています。
商品開発の手法が確立されているわけではなく、少しずつ変化を加えながら検証をしていく作業の繰り返しですので、遠回りかもしれないと考えながら作業に取り組むときはつらさもありますが、不安があっても「まずはやってみなさい」という社風があり、失敗したことを咎められるということはないので、前向きに取り組むことができています。
また別部署であっても同じ方向へ向けて協力してくれる先輩もいるので、苦労はありますが、楽しくもあります。
検食や試食は、ほぼ毎日行います。1日当たり300グラム程度を口にするので、試食部位によっては胃にもたれると言い出す人もいますが、私は肉好きということもあって試食を楽しめています。ただ、検食や試食で同席する先輩の意見などを聞いていると、今後のためにも色々な種類の肉を口にして、様々な経験をしていくことが必要だと実感しています。
営業活動のために出張することもありますが、一泊二日を1か月に2~3回する程度なので特に私生活に影響はありませんし、苦労だと思うことはありません。学生時代には、書類のやり取りやWEB商談で足りるだろうという考えを持っていましたが、実際に営業を行ってみると対面の効果というのは大きく、情報交換が容易であるだけでなく、情報量は各段に増えますし、雑多な話に聞こえても、口調の高低強弱やメモを取るしぐさにも重要度が見えますので、WEBでは埋まらないところがあります。
関東圏での商談機会が多いので、関東に社員が常駐していれば、商談機会を増やすことができますし、情報交換も一層増えるのではないかと思っています。ただ、十分な知識や経験を持っていないと、離れたところから製造現場へ指示を出すということができないので、経験と勉強を重ねて、将来的には関東支店を出せるような業績にしたいです。
生物学を専攻していましたが、気か付けば細菌の研究室に居たという感じで、自然に細菌や殺菌のこと、食品のことを学ぶようになり、何ら違和感もなかったのでそのまま細菌について学び続けていました。
食肉業界に就職しようと決めたのは大学3年の時でしたが、飽きることなく細菌に関わり続けていましたし、食中毒に関することを研究していたので「食中毒といえば食肉でしょっ」て感じで食肉業界での就職を目指しました。
同じゼミに6人所属しており、その多くが本州の企業に就職していますが、愛媛県の過ごしやすさを大学時代に経験したので、私自身は県外出身者ですが迷うことなくこの会社の説明会に参加しました。
説明会の中で品質保証部門を見学する機会があり、実際の仕事場を見ることで、会社や仕事内容への理解が深まりました。特に、品質保証は検査というイメージが強かったのですが、そうではないことを身近に感じられたことは大きかったと思います。
また、内定通知が早かったということも、この会社に決めた大きな要素です。
3年目を迎えた現在では仕事の範囲も増え、やりがいも強く感じるようになっています。入社1年目は物足りない感じもありましたが、その時期はそれだけ丁寧に教えてもらっていたので、仕事に関して不安を感じることはありませんでした。
取引先の品質管理部門から監査を受けますが、「よく出来ている」とか、「十分な内容である」と評価をもらうことも多いので、そういった時は特に自信につながります。
私自信は、湿度や温度のデータを収集し、分析した根拠に基づいて判断をしていくということが苦ではありません。そういった考えや行動ができる人、得意としている人は、当社の業務が合うと思います。
現場を見ないと分からないこと、現場で経験しないと感じられない不都合、そういったことがありますので、建設的な改善提案をするためにも、製造現場に足を運ぶ必要があると思っていますが、製造現場に足を運ぶ時間を十分に確保できていないので、そこは改善していきたいと考えています。
製造現場を仕切っている生産部門とは意見の違いが生じたり、時には不満を言われることもありますが、忌憚のない意見が聞けるということは、良好な人間関係が保たれていることの証明であり、立場が違う者、見方の違うものが互いに理解するためのコミュニケーションだと思っています。そのような関係性で仕事をしていますので、少しでも製造現場がやりやすくなるよう提案したものが、実際に使いやすくなったと言われるとうれしいですね。
良好な品質を確保していくためには、会社全体の仕組みやルールが上手くまわる必要があり、分野の異なる者が互いの立場を理解して協力し、また提案することも欠かせません。そのためにも人間関係は良好である必要がありますが、みんな良い人ばかりなので、部署が違っていても何でも聞けますし、丁寧に教えてくれる社内風土があると思います。
食品衛生に関する管理基準は、年々厳格化されています。
世界的基準を順守できるように情報を収集し、その内容を現場に落とし込み、レベルアップしていかなければ外部機関から十分な評価を得られません。品質保証部を中心にしながら会社全体が知識を習得していく必要がありますが、全ての部署が協力できる今の組織風土を大切にしながら、自分自身は経験を増やして、具体的な改善や目標を提案できる存在になりたいと思っています。
長期的に取り組む必要がありますが、個人的には、食品表示検定上級合格を目指そうと思っています。資格取得によって手当が支給される制度があり、合格という目標を達成すると月額で手当が支給されることになります。ただし、仕事に有効であることから目標としているのであって、資格手当てを目当てにしている訳ではありません(笑)。 会社としては、FSSC22000の認証を受けられるようにしていくことが目標です。
高校生時代の教師の影響で、生物と食物の関係に興味を持つようになりました。
栄養・食品学という名称から、給食センターや病院で働くことをイメージされますが、そういったところを目指したものではなく、生物学的な分野に力点をおいて、人体と食物との関係性を深く学びたいと考えていたので、大学進学にあたっては、管理栄養士の資格を取得できることを第一の条件としていました。
在学中の思い出深いことは、鹿肉の熟成度合を研究したことです。全国的に鹿の駆除捕殺が行われており、その鹿肉の有効利用を検討するためにアミノ酸やたんぱく質の挙動など、科学的な観点から最適な熟成期間について研究していました。
ただ、鹿の年齢や性別、個体の大きさ、捕獲される時期、場所や高度によっても異なってくるので、論文作成には苦労しました。
大学研究での知識を活かしたいと考え、四国内を中心に、食品開発に関した仕事ができそうなところを就職先として検討していました。私が就職活動を行ったタイミングでは、この会社は品質保証部門の求人はあるものの開発部門の求人はなかったので、品質保証部門への応募をしましたが、面接を重ねる中で商品開発をしたいということを申し出て、開発部門での採用となりました。面接の途中に商品開発をしたいと申し出たので、この会社は駄目だろうな、そう思いながら帰途についた思い出があります。
最初の2年間はがむしゃらに仕事をしていたので、あまり周囲を見る余裕はありませんでした。3年目になってからは商品設計や試算作業もスムースに、そして少しずつ正確にできるようになりましたので、今後は仕事に余裕やゆとりを持ち、視野を広く持つことが課題です。
分からない時には丁寧に教えてくれる先輩がいるので何度でも質問できますし、忙しい時には手伝ってくれたり、作業環境を確保するために一緒に早朝出勤してくれたりということもあるので、教えてくれたり、相談に乗ってくれるというだけでなく、一緒に手伝い悩んでくれるという人間関係の中で仕事ができていますので、仕事がきついと感じたことはありません。
キャリアが長く、また成功体験を持った先輩や上司がいるので、何でも聞ける環境にあると思います。
漠然とする中でも良いところを見つける。良いところを真似る。良いところを引用する。そういったことの組み合わせで新しいものが生まれ、また、過去に取り組んだものが少しのアレンジで現代にマッチするといったことも起きるので、様々な経験を自分の中に取り入れて、きちんと残る形にしていきたいと考えています。
上司にとりなしてもらって、取引先の機器を利用させてもらうことや、異なる立場の人と意見交換することによって様々な経験ができていますが、少し視野を広くできている今こそ、取引のある企業と連携するだけでなく、外部機関の研究等に参加することを通じて自分の知識や経験を増やし、食肉に関する引き出しを多く持つことが、自分の商品と言えるものを作る基礎になると思っています。様々な視点から食肉に触れる機会を増やし、自分を底上げしていきたいです。
取引先の要望に応える商品を開発することも大切ですので、一から自分で作り上げたものを世の中に出したいという思い、この両方を実現させられるよう取り組んでいきます。
ニッシン・グルメビーフで2期生となるベトナム人技能実習生として来日したことが、会社との関わりのスタートです。
それまでは、ベトナム国内の旅行センターで仕事をしていたので日本語に触れる機会もありましたが、もっと日本語に触れたい、日本の仕事を学びたいという思いが高まり、日本での技能実習生を目指すことにしました。
当時の送り出し機関では、実習生側が実習先を選ぶということはなく、送り出し機関が勧めてくる企業の面接を受け、合格したらそのまま実習に行くということがほとんどでしたので、ニッシン・グルメビーフとの出会いは幸運というほかありません。
3年間の技能実習後はベトナムに戻り機械部品製造工場で働きましたが、その後、日本語を学ぶため宮城県仙台市の学校に留学しました。
日本語能力試験というものがありますが、その試験で最高評価とされるN1というカテゴリーを在学中に取得しました。
留学中の生活ですが、午前中の4時間は学校で日本語の授業を受け、午後から夜にかけてアルバイトをし、夜間3時間は自宅で日本語の勉強を行うというライフスタイルでした。韓国料理店・餃子店・ファミリーレストラン・うどん店と、飲食店を中心にアルバイトをしていましたが、アルバイトも日本語の勉強も休むことはなく、今となってはよくやれたものだと思います。
若さがないと、あのエネルギーは出せません。
留学後はベトナムに戻り、身に着けた日本語を活かして電気部品メーカーの社長秘書兼通訳として働いていました。
ベトナムの中では比較的高待遇の仕事だと思いますが、そういった状況にあっても「安全」「きれい」「親切」で、その他にも好きなところがたくさんある日本に長く住みたいという気持ちが強かったので、国籍への偏見や分け隔てがなく、きちんとした処遇もあるので、長く働き続けることができると考えてニッシン・グルメビーフへ連絡を取りました。
特定技能という在留資格での就労を考えていたのですが、ベトナム人技能実習生の増加に伴い通訳として頑張って欲しいという話をいただいたので、すぐに手続きを行い「技術・人文知識・国際業務」という在留資格で2022年3月に再来日することができました。
入社当初は有期雇用だったのですが、働きぶりを認めていただけたのか今では正社員となり、在留期間も5年となるなど、当初考えていた日本での長期生活が実現しつつあります。
今後も日本人とベトナム人の架け橋となることは当然ですが、会社から一層必要とされる存在になりたいと思っていますので、仕事の上でも役立てるように、会社が奨励している「お肉博士1級」を取得しましたし、今後も様々な知識を増やして会社の役に立てるように努力をしていきます。
ベトナム人が苦手とする日本語の漢字や文章の読み書きを得意としていますが、作業現場での通訳では漢字の知識を活かす機会は少なく、また文章を読み込むということもないので、少しずつ語学知識が抜け落ちていっているかもしれません(笑)。
実際の作業指示内容や、その作業を迎えるための準備のこと、お肉のことも理解していないと現場で正確かつ必要な通訳をすることができません。
そうした理由から、原料確認・実際の作業・梱包等に携わることも心がけているので、ベトナム人だけでなく日本人に対しても、言葉遣いや口調、対処の仕方などで、より実践に即した通訳ができていると思います。
これまでにも多くのベトナム人と付き合っている会社だから、色々な事情に配慮した勤務スタイルを実現してくれます。
愛媛県にも様々な在留資格をお持ちの外国人の方がいると思いますが、この会社はベトナム人が働きやすい環境が整っています。
短時間の勤務しかできない方や、日本語でのコミュニケーションに不安のある方も、心配することなく働きに来ることができますね。
在学中は、食品に関する興味が継続していたので食品関連で就職先を探しました。
愛媛県には海産物を扱う有名な会社もありますが、食肉に関する興味の方が強く、スーパー等への流通過程を含めて知りたい、携わりたいと思っていたところ、インターンシップが行われることを知って参加しました。
インターンシップでは実際の作業をする機会がありましたが、みんながやさしく手ほどきしてくれる上に、現在の上司となる人も、やさしく丁寧に対応してくれたことが印象に残っています。
就職にあたっては、新たな生活・ライフスタイル等のスタートにしたいと考えていただけに、知人や先輩、同級生が多いところは避けようという考えをもっていたこともあってこの会社を選びました。
入社してからは、作業をする従業員のみなさんに指示を出す側の立場で仕事をしていますが、自分は人を動かすとか人前で話す、そういったことは苦手で人見知りです。
現場には長年勤務されているベテランの方も多いので、入社してしばらくの間は、自分が指示を出す側でいいのだろうかとか、言う事を聞いてくれるのだろうかとか、はたまた自分の指示は正しいのだろうかなどと考えることも多かったのですが、ベテランの方は気安く話しかけてくれますし、先輩方も丁寧に教えてくれるので負担は少ないですし、少しずつ成長しながら取り組むことができています。
仕事の責任範囲も広がり、任せられる業務も増えていますので、食肉に関する知識も増やしてはいるものの、まだまだ向上させないといけないと思っています。
同じ松山工場の中でも知らない作業や工程はありますし、別の工場では会社の売りであるインジェクションの技術に関することや液剤の構成・調合などもあります。
それらに加えて、肉自体に関する割れや盛り付け、工程等も含めて考えると、まだまだ学ぶべきことが多いと思っています。
気になることは何でも言ってくれる人や、何も言うことなく取り組む人など、現場で作業する従業員のみなさんは様々ですが、現場の作業はそういった方たちが担っているので、みんなが理解し、納得してもらう環境づくりを心掛けています。
作業分担や配置、グループ分けなどをする際に少しでも役立てられるよう、時間を見つけてマンツーマンで話をするようにしています。特に入社間もない人には、そういう時間を確保するよう心掛けています。自分が入社した時も、マンツーマンで気持ちや考えを伝え、理由を教えてもらったり、不安を解消してもらったことがありましたが、非常にありがたいと思っていたので、同じことをしたいと思っています。
自分の考えていることが実現できているのかどうか、きちんと取り組みできているのかなど、将来において十分と言える時がくることはないのかもしれませんが、実現させるために取り組みたいと考えています。
自分の未来を見据えて産休育休制度の整っている会社を探しているときに出会い転職しました。産前や復帰した今もたくさん声をかけていただき、人間関係が良好で助けられています。子供の体調不良などの際、有給制度が整っていることやテレワーク等で対応していただけています。
私は商品の受注から出荷の手配を担当しており、商品をお客様へ届けるための大切な仕事です。業務を正確に行うことはもちろん、天災等トラブルがあった際は迅速な対応が求められます。社内の関係部署はもちろん協力会社とも連携を取りお客様のもとへ安心・安全な商品を届けることが大切です。
一つのミスが重大なトラブルにつながるので、日常の小さな「気づき」を発信することを大切にしています。それによって営業と生産の懸け橋となり、より円滑に仕事を進められるようになればと考えています。さらには、日々の業務に追われルーチンになりがちですが、業務の見直しを常に行い業務のアップデートをすることが目標です。
2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
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正規雇用労働者の中途採用比率 | 83% | 33% | 50% | 14% | 0% |
公表日:2023年07月01日
兼業・副業に関する情報
当社では、従業員が就業時間外で兼業・副業を行うことを原則として認めています。
ただし、長時間労働の回避をはじめとする安全配慮義務、秘密保持義務、競業避止義務及び誠実義務の履行が困難となる恐れがある場合には、認めていません。